KSTの新しい点は、サイドカーブと、ノーズとテール面の形状（キック）が最適化された相互作用によるもので、KSTはエッジにダイナミックにパワーを供給します。クロソイッド形状とは、多数の半径(円)の組み合わせ形成されたサイドカーブの形状のことで、KSTはこれらの半径を組み合わせた形状をノーズからテールのキック部分にも採用しています。簡単に説明すると、ＫＳＴが採用されたケスラースノーボードは最適化されたエッジグリップおかげで、コントロールしやすく、楽に取り回しができるスノーボードに仕上がっています。

雪面状況やスノーボーダーからの働きかけによってKSTは即座にエッジへのパワーを調節し、最適なエッジグリップをいつも生み出します。スノーボードの中で何が起こっているかと言うと、ターン中の雪からの抵抗は、スムーズなターンの妨げとなります。その雪から受ける抵抗にダイナミックに反応し、KSTはターン中にエッジに供給された圧力を最適に分配し、ターン中のあらゆるポイントでエッジグリップと雪の接触を最良の状態にします。適したスポットへ、適したタイミングで、適したパワーを割り当てることによって、KSTは、エッジのズレや、ターン始動時や仕上げ時の必要以上な雪面へのグリップ（雪面への潜り込み）を防ぎます。KSTは強いエッジグリップを生むだけでなく、ノーズまたはテールがオーバーパワーになることも防いでいます。KSTの性能が最大限に発揮されている間は、必要以上な抵抗を減らすことにより、ターンをより滑らかで、より楽にしています。その結果、粘り強いエッジング性能、ズレの少なさ、回転力からの加速性を生み出し、言うまでもなく、最高の性能とスピードを発揮します。

雪面とのエッジの接触を最適化することにより、KSTがターン開始後にすぐにノーズの圧を減少させるので、ノーズは必要以上に雪面にたいしてくいこみ過ぎません。単純に言えば、KSTはターン中にノーズが特殊な性能を発揮するのです！
ターン中を通してのノーズエッジにかかる圧をかかり過ぎないように調整することは、より少ない摩擦、制動、および振動を意味し、その結果、より簡単で、楽な取り扱い、およびより正確なターンを描くことができます。KSTはターン中のどんな瞬間でもノーズの跳ね返りや、エッジグリップを失うことを防ぐことにより、最大のコントロールと安定性を発揮し、特に硬いバーンや不整地で有効です。そして、滑走中においてKSTはこれまでのように雪面を力づくに押さえつけることはせずに、ノーズの浮き上がりを受け入れ、それを速度に変換しています。その結果、ターンし、ブレーキをかけ、加速する時に、安全で楽しくコントロールするために、簡単で操作性が良い、これまでにない次元のものとなっています。

KST withクロソイッド形状のデザインは、これまで以上に快適で簡単な操作性を生み出します。なぜなら、滑走中にあなたは体への負担をあまり感じずにリラックスして滑ることができるからです。体への負担の少なさは、ひざにかかる負担を防ぎ、あなたは、このKSTの働きを感じることでしょう。