佐々木耕司コラム

「シーズン後半からの上達」について


皆さん、こんにちは。K-snow JAPAN代表の佐々木耕司です。
ここ最近、暖かい日が続きやっと春らしい陽気となりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?ホワイトワールド尾瀬岩鞍は、朝晩の冷え込みにて、バーンコンデョションは良好です。先日、気温がぐーんと上がった次の日の朝一番は、今期一固くしまったバーン状態で、お昼すぎからは少し緩んだ雪の状態となり、春の訪れを日に日に感じている今日この頃です。来週には、JSBAの全日本大会がトマムスキー場(北海道)にて開催され、多くのチーム佐々木塾生と岩鞍トレーニングクラブの方が参加されますので、がんばってきてください。特に、のりに乗っている女子チーム(ユース、ジュニア、一般、シニア)の健闘を応援しています。

さて、今回は”シーズン後半からの上達”についてお話ししたいと思います。シーズン始めは、今年はこれをやってあれもやって、こういう風に滑ってうまくなろう!というイメージを持っていられる方が多いかと思いますが、シーズン後半になるとどうしても、あ〜もうすぐシーズンが終わってしまうなあと思い、シーズン始めほどのモチュベーションがなくなってしまう方がいることと思います。
日本でのメインシーズンは12月下旬から3月ですが、屋外にて雪の上を滑れるシーズンは11月から5月(一部エリアを除く)と思ったよりも長く、せっかく雪のある時期に国内で滑れるという環境を利用して、これからのシーズン後半に上達するためには、どのようなことを留意して滑ればよいのか考えてみると、、、、、シーズン始めの目標が達成された方は新たな目標を持ち、まだ目標が達成されていない方は、目標に向けて取り組んでいくことが良いと思います。
それはわかっているけれど、なんだかやる気がでない、身が入らない、、、
と言われる方は、以下のように考えたり取り組んでみてはいかがでしょうか。

・できることを、人に見せたり、写真や動画などの記録に残したりする
・できないことへチャレンジしてみる・春雪のコンディションでの滑走を楽しむ
・違った楽しみ方をしてみる(違ったコースや違った雪質をすべる、違った仲間達と滑ってみる、など)
・道具やバインディングのセッティングを変えてみる
・上手な人と滑ったり、上手い人から習い、新たな目標を持つ
・そのスポーツができる喜びを感じ、周りの人に感謝する(スポーツでけがをした人の多くは、上記のことを感じており、できればけがをしなくても上記のことが感じられようになるとよいと思います)
・ほか

K-snow JAPANでは、スノーボードスクールやキャンプにて、雪が残るシーズン最後まで上達のお手伝いを行います。3月25日には、岩鞍トレーニングクラブおよびそのご紹介様によるフォトセッション(岩鞍のさまざまな斜面にてライディングの撮影会を行う)を予定しておりますので、ご興味のある方は是非ご参加いただければと思います。

次回もまた皆さんのお役に立てるようなことをお話したいと思います。
楽しみにしておいてくださいね。
2012年03月01日(木) No.90 (コラム)

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