佐々木耕司コラム

「スノーボードは生涯スポーツ!」について


皆さんこんにちは。K-snow JAPAN代表の佐々木耕司です。
ここ最近春らしい日がつづいたと思ったら、急に冬のような寒い日に逆戻りしてしまいました。ゴールデンウィークまでに雪が良い状態で残り良いキャンプができそうな予感がしていますが、季節の変わり目にひく風は長引くようなので、気温の大きな変化に風などひかないよう、体調管理に気をつけて下さい。

今回は、「スノーボードは生涯スポーツ!」についてお話ししたいと思います。先日、名古屋の友人と一緒にゴルフに行った時のことです。
同じ組で一緒にプレーをした彼の知人Kさんは僧侶であり、お年を聞くとなんと70才を越えているとのこと。彼はスノーボードとゴルフをこよなく愛していて、この冬には、スノーボードのバッジ検定の2級を取得し、1級にチャレンジしていたそうです。1級のレベルがわからない方へ簡単に説明しますと、1級とは、スノーボードの基本的な操作ができ、スピードを出して滑りながらさまざまなリズムのターンや、小さなジャンプ台を踏み切って飛ぶことができるという、いわゆる上級者と呼べるレベルのものです。これを持っていると初心者を指導できる資格を受講できるという、滑走技術レベルの中ではハイレベルな資格で、次につづく資格は指導資格というレベルのものです。
彼は、来年も再度1級取得にむけてチャレンジするとのことです。今まで私が知っている最高齢でのバッジ検定へチャレンジされた方は、群馬の尾瀬岩鞍で60才中ばの方がいらっしゃいましたが、さすがに70才を過ぎて受講した方の記憶はありません。私自身がその年齢になった時に、彼と同じように新しいスポーツにチャレンジしているか?と考えたり、彼のゴルフ中の活発な動きをみせられて、完全に脱帽させられました。話は少し変わりますが、ここ最近ケスラーカスタムスノーボードのオーダーで高年齢の方からのオーダーが増えてきています。(これは、ケスラーカスタムボードの持つ、安定感と抜群の操作性の良さによるもので、この背景には他社にはまねのできない開発スピードの早さが大きく影響しています)ケスラーカスタムボードに乗られる中の最高年齢は、愛媛に在中の70才の方であり、前記したこととあわせて考えてみると、スノーボードは、もはや若者だけのものではなく、幅広い年齢層の方に愛されるスポーツとなってきています。彼らのように、年を召されても長くこのスポーツを続けられるコツはというと、まずは基本を身につけ、自分の実力を過信しないことが秘訣だそうです。それと、一つのスポーツだけに偏らずさまざまなことにチャレンジすることが大切だと言われていました。
K-snow JAPANでは、冬のシーズン以外にもゴールデンウィークの野沢温泉スキー場や、5月22日-23日と10月9日-11日にて愛媛県のアクロス重信室内スキー場にて、夏のニュージーランド、秋のヨーロッパもしくは北米にてスノーボードキャンプを開催しておりますので、生涯スポーツであるスノーボードを末長く楽しみ、上達する喜びを感じたい方は、是非ともご参加してみてはいかがでしょか?

次回もまた皆さんのお役に立てるようなことをお話したいと思います。
楽しみにしておいてくださいね。

2010年04月16日(金) No.60 (コラム)

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