状況別の対応について
皆さんこんにちは。K-snow JAPAN代表の佐々木耕司です。
今回はスノーボードの上達への秘訣シリーズ第2弾としまして、”状況別の対応”についてお話ししたいと思います。
スノーボードを滑っていると、常に均一なバーンコンディションで滑走するということは多くないもので、必然的にさまざまな状況下での滑走が多くなります。朝の状態が良いバーンでは、うまく滑れるのに、午後の荒れたバーンでは、うまく滑れないという方が多いと思います。
さまざまな状況下で、あらゆる変化に対応して滑るためには、下記の<意識して滑る事柄>を参考にして滑ってみると安定した滑りができるヒントを見いだせると思います。
<意識して滑る事柄>
◆ニュートラルポジションまずは、エッジの切り替えの際にしっかりとボードの上に立ち、ボードがフラットになった時に正しいニュートラルポジションを意識して滑ります。次に、切り替えを早くしていくに従い、正しいポジションでボードの上を重心が通過してエッジの切り替えを行っていることを確認してみましょう。
◆足首(不整地での滑走に効果的です)
両足首をしっかりと使い、ボードから圧が抜けてしまうことが無いように注意しながら滑ります。また、フロントサイドターンとバックサイドターンにおいて、ボードを踏む正しいポジションを意識してみましょう。
◆足場(急斜面での滑走に効果的です)
ターンに入る前には、しっかりと足場を作ってから次のターンに入るように心がけます。急斜面では緩斜面と比べて、落下スピードが速いので、それに負けないように”落下する・落ちていく”ということを意識してみましょう。
◆アイスバーン不整地の滑走と同様にボードから圧が抜けてしまうことが無いように注意しながら滑ります。スムースな切り替えとなめらかで力強い荷重を意識してみましょう。
上記の事柄は、当校のスノーボードの基本理論である、”両足操作”に基づくものであり、要はいかなるシチュエーションとなっても、常にボードの正しい位置に乗り、正しい運動を行いさえすれば、安定したライディングが可能となります。滑り手自身の状況別の対応能力や滑走技術には個人差がありますが、上記の事柄を意識して滑ることで、早く上達することが可能となります。K-snow JAPANが開催するスノーボードキャンプでは、これのことを考慮したレッスンメソッドによるトレーニングで、早い上達へのお手伝いをさせて頂いておりますので、興味のある方はご参加頂ければと思います。
次回もまた皆さんのお役に立てるようなことをお話したいと思います。
楽しみにしておいてくださいね。
2007年01月16日(火)
No.4
(コラム)
No.
PASS
<<
2007年01月
>>
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
バックナンバー
状況別の対応について
コラムから検索
OR
AND
スペースで区切って複数指定可能
[Admin]
[TOP]
shiromuku(fs6)DIARY
version 1.81